この結末を知っていても、それでも僕は行っただろう

2018年も残すところ25時間とちょっとというところですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

中耳炎になった

僕はというと中耳炎になりました。ちょっとした風邪の菌がおそらく鼻からまわって耳が膿むといういうアレね。まぁ小さいころは年がら年中中耳炎になっていたので原理についてはもう知った話で、何も不思議ありません。ただ耳が膿んだだけです。痛い。

風邪の治りかけの朝、耳の奥の方に違和感を感じて、これやばいな〜と思った次の日には中耳炎になっていましたね。

すぐ耳鼻科行って、まぁ、耳鼻科自体は慣れたもんで、基本抗生剤と痛み止めくれてそれで治してヨロって感じで。

余談だけど近所の耳鼻科さん、「あれこれこうでこうだからあれこれこれこれこれこれこれこれ、はい、以上でよろしいでしょうか?」と、落ち着いた口調なんだけど、とにかく一気に全部説明して終わらせにかかってくるので、事前に質問したいことを準備しておかないとアワワワワってなってるうちに終わらせられちゃうのが難点。質問すればすごく丁寧に教えてくれるので、決して悪い人とか雑な人ではないんだけど、まぁ〜間を与えないと言うかね。大量の患者をさばくうちに身に着けた技なのでしょうか。

Perfume 横浜アリーナ、7th TOUR “FUTURE POP” 追加公演!

それで耳の痛みはとりあえずこれでええやろってことでその日、ライブ行きました。

とにかくその日、GAME TOUR から10年間ライブに行き続けている自分にとっても最も良い席なのではないか、と思える最高ポジションで、センターステージ向かって超ど真ん中 (つまり、演出が、全て完璧な状態、演者が “見せたい形” で見える)、そして4-5列目。センターステージに来てくれたときは、5mですよ。表情の一つ一つまでよく見える。

余談、自慢じゃないけど GAME TOUR のときは最後の Zepp Tokyo (以来ライブハウスで non 指定席ではライブやってない (国内、単独では)) では最前列ブロック3列目くらいにいたことあるけど、なにせ初参戦だったのと、とにかく押しつぶされるのに耐えるのが大変だったので、まぁあれは大変だったな。

で、会社の全体定例のステージくらいの距離に、いや、座る席によっては全体定例よりも近い位置に Perfume の3人が来たのですよ。まぁセンターステージなんで、そっちに来るのは全体でも数曲なんですが、でもとにかく来たときの近さと行ったら、近い。

まぁ、大天使との出会いってのはこういう感じなんだろうな。ミカエルかな?

ライブの内容はネタバレになるので控えるとして、とにかく最高だった。とにかく、である。

耳の中の小宇宙の誕生 (ビッグバン)

中耳炎っていうのは、まぁ基本細菌が原因ではあるんだけど、一度炎症を起こしてしまったら鼓膜にとってはまぁ要するに傷なんですよね。

で、平常時ではなんともないライブの音量も、このときの耳にはだいぶ堪えたみたいで、というかまぁ、ライブに行こうが行くまいが結局これくらいの炎症になってたのかもわからんけど、まぁとにかくその夜とにかく大変だった。

寝ようとおもって静かになってしばらくすると、耳の奥の方から、パリ、パリ、と少しずつ音がしてきて、パリパリパリと。そして痛み。ロキソニンが仕事してるにもかかわらず、うめき声をもらさずにはいられないほどの激痛、耳の奥を針でザクザク刺されまくるようなそんな痛み。

そしてズゴゴゴと何かが爆発するような音がしばらく続き、痛みが少し和らいだと思ったら、血と膿が耳からダラダラと。まぁいわゆる中耳炎のこじらせ系形態、鼓膜破って膿がでてくる耳ダレってやつなんですけど。

いやー本当に痛みで死ぬかもしれないと思いつづけて耐えて、前のロキソニンから時間がしばらく空いたのでもう一発ロキソニン打ち込んで寝ましたけども。

まとめ

• 中耳炎なめたらあかん。薬飲んで酒を飲まず静かに安静に。
• ただ、原因がどうとかわからんけどとにかく Perfume のライブは最高だった。
• それで仮に確実にこの大きな音を2時間そこら聞いたことが中耳炎のこじらせの原因だったとして、ライブに行っただろうか? と。死ぬほどの痛みがその夜待っているとわかっていて?
• Yes, いっただろうね。それでも。10年に1度の神席だもの。
• とにかく輝やいていた。最高だった。

明日カウントダウンライブ参戦の皆々様におきましては、くれぐれも体調の気をつけて、楽しんできてください。私は家からカウントダウン中継楽しみにしてます。

良いお年を。